旅日記:ローマ〜フィレンツェ篇

Roma最終日はまず朝からBasilica di Santa Maria Maggiore(サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂)に。

ここはローマ四大教会の一つです。

(因みに四大教会とは、ここサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂と、サン・ピエトロ大聖堂、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂だそうです。)

教皇リベリウスが356年の8月に、聖母マリアの「雪の降る地に教会を建てよ」というお告げを受け、その時に雪が降っていたこの場所に建てたのがこの聖堂だそうです。

ここは私の敬愛するベルニーニが眠る場所でもあります。

 

次に向かったのはChiesa di Sant'Andrea al Quirinale (サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会)。

ここはバロック様式の教会で、ドーム部分をベルニーニが設計しています。

祭壇画に聖アンドレアが描かれています。(聖アンドレア:キリストの使徒の一人で、X十字架に架けられ殉教した聖人)

 

今迄観た中では「スッキリ」した見せ方かしら?と個人的には思いました。

然程広くはない(奥行きの無い)空間で、聖アンドレアの彫像と天使の舞うドームはその先の天上の世界を感じさせられ、素晴らしいなと思いました。

 

この後、時間ギリギリでしたが、Sant'Andrea delle Fratte(サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会)に。

ここはベルニーニのカルティーリョを持つ天使像(Angelo con cartiglio)と、とげの花冠を持つ天使像(Angelo con corona di spine)があります。どちらもサンタンジェロ橋の天使像オリジナルです。

 

この日は片頭痛が朝から酷かったので、ここで一度ホテルに戻り休憩(^-^;)

 

ホテルに戻る前に、Basilica di Santa Maria degli Angeli (サンタマリアデッリアンジェリ教会)によりました(下の写真、左)
共和国広場に面している教会で、16世紀にミケランジェロにより、古代ローマ時代のディオクレチアヌス帝浴場跡を利用して建造されたそうです。

ローマ教皇ピウス4世の廟があります。

休憩後。

メトロに乗ってコロッセオで降り、歩いて向かったのはナヴォーナ広場近くのchiesa di Sant'Agostino(サンタゴスティーノ教会)。(上の写真右)と、San Luigi dei Francesi(サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会)に。

どちらもカラヴァッジョ作品があることで有名です。

 

Sant'Agostinoには「ロレートの聖母(巡礼者の聖母)」の他、ラファエロのフレスコ画「預言者イザヤ」があります。

Francesiにはマタイ三部作。なんとも贅沢な気持ちになれる場所ですね・・・。

本当に美術館の様です・・・(因みにコインを入れると照明が点き、絵画を鑑賞出来るシステムになっています (^-^;))

 

次に向かったのがサンタンジェロ橋を通り、サンピエトロ寺院。

写真右の鎖部分。これが国境です。

ここを越せば、ヴァチカン市国となります。

まあ、ただ歩けば着くんですけど・・・(^-^;)

セキュリティチェックを済ませ、半年ぶりのサンピエトロ寺院です。

まずはピエタ像。唯一ミケランジェロのサインが彫り込まれています。

何度観ても美しいです。。。

 

少し進むと、ヴァチカンの守護聖人・聖ペトロ像があります。

彼の右足は訪れた人が触れながら祈りを捧げたため、指がすり減っています。

 

そしてバルダッキーノ。ベルニーニ作です。

前回はあまりゆっくり観られなかったので、今回はじっくり鑑賞。

さて、観賞後はお決まりのスイス人近衛兵を撮影(笑)

(因みにこの衣装はミケランジェロデザインらしいです。)

皆様、この近衛兵、めちゃくちゃ厳しい審査があるってご存知ですか?

  • カトリックのスイス市民
  • 年齢は19歳から30歳まで
  • 身長は1m74cm以上
  • 中等学校又は相当する職業訓練校・スイス軍基礎訓練課程を修了
  • スポーツ能力と人品が良好であること
  • 伍長と兵は独身であること

らしいですよ!

 

そしていよいよ、待ちに待ったヴァチカン博物館へ。

この時点で既に19時前だったのですが、ヴァチカン博物館ではNight Openings 2012といって、指定された日だけ夜も美術館を開けているんです。(今年は10/26迄、毎週金曜 19hー23h)

ダメ元で予約してみたら取れたので、行って参りました☆

(予約はヴァチカン博物館のHPから出来ます。)

 

しかし残念ながら半年前に入れたゾーンは入れず。夜だったからか?分かりません。。。

目当てはシスティーナ礼拝堂。

事前に色々勉強して行ったものの、そんな知識も吹っ飛んでしまう位、圧倒です。何度観ても、感動です。。。

ここだけで1時間以上居た気がします。


因みに私の今回の旅の手帖は、半年前にここで買った、デルフォイの巫女の絵が描かれたもの。また来れます様にという願掛けで、同じものをもう一冊買って、ホテルに戻りました。

帰りの地下鉄は綺麗でした(行きは酷かった・・・笑)

翌日はFirenzeに移動です。

Termini駅から、Firenze S.M.N駅に向かいます。

バカンスシーズンなので、人が多いこと!

電車は綺麗で、あっという間に到着しました。

 

ホテルに着いて支度を終えたのが13時過ぎ。

この日は14時からウフィッツィ美術館の予約をしていたので、急いで移動しました。と、その途中でドゥオーモ撮影(笑)

 

ちょっと面倒なのですが、まず美術館入り口の向い側の建物の3番の列に並び、バウチャーをチケットに替えて貰います。

そしてそのチケットを持って1番入り口に。

セキュリティチェックをして、階段を3Fまで上ったら、鑑賞スタートです!

ハイシーズンなので、予約は大事ですね・・・物凄い行列でした(^-^;)

 

この日は4時間以上ウフィッツィ美術館で過ごしました。

書きたい事は色々あるのですが、滞在中もう一度ここに行ったので、また別の日に書きます(^-^)

コメントをお書きください

コメント: 6
  • #1

    miki (土曜日, 18 8月 2012 20:54)

    ご無沙汰しています。
    一人旅、すごいですね☆
    かなり濃い旅でブログも見応えがあります。
    ただ、ご存知の通り私は美術について無知で、更に世界史もチンプンカンプンなもので・・・(^^;)
    分からないことも多々ありますが、旅の様子は伺えます。ハードですね!
    いろんな幅の広がったnanaさんの作品が、世に広まっていきそうですね!

  • #2

    nanamonda (日曜日, 19 8月 2012 00:36)

    ☆mikiさん
    ご無沙汰しております!お元気でいらっしゃいますか?
    お忙しい毎日でしょうに、コメントを有難うございました!!(お子さんも大分大きくなったでしょうか (^-^))

    私もこの旅の前に色々予習・復習して行ったのですが、なかなか覚えるのが苦手でして・・・σ(^-^;)
    でも実際に作品や建築物を観るとやはり『もっと知りたい!』と思ってしまいます。そういう意味で非常に勉強になった旅でもありました(^-^)
    かなりあちこち詰め込んだ旅でしたが、凄く刺激になりましたので、制作にも良い影響が出ると思います。またお会い出来る日を楽しみにしております!

  • #3

    ナビン (月曜日, 20 8月 2012 22:55)

    物凄く、羨ましい!!!

    まさに、今、夢中になっている、
    ミケランジェロに、カラヴァッジオの作品群の総本山!

    綿密な予習と段取りが必須ですネ!

  • #4

    nanamonda (火曜日, 21 8月 2012 14:54)

    ☆ナビンさん
    本当に、どこに行っても素晴らしい作品に巡り会える、最高の旅でした。
    これからフィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアのあと、フランス、イギリスと移動して行きますが、どこでも素晴らしい作品を見る事が出来ました。
    写真が多過ぎて、上手くまとめられていないのですが、少しずつ更新していきますm(_ _)m
    ナビンさんの旅はどんな風になるのか、私も楽しみです(^-^)

  • #5

    ひろぬま (土曜日, 25 8月 2012 19:13)

    いよいよ,ベルニーニの空間ですね。彼は,あの教会の楕円ドームの設計には,自分で満足していて,自分を癒すために,時々そこへ行っていた,というエピソードを聞いたことがあります。そこは,どんな感じなんですか。写真などでは,光がうまく入るようになっている感じですが。やはり良い場所なんでしょうね。
    カラヴァッジョの大きいマタイ三部作に囲まれたわけですね。カラヴァッジョのあのすごい描写に囲まれたら,ちょっとした異空間ですね。
    そしてサンピエトロ寺院ですね。これは正に,ラファエロ,ミケランジェロ,ベルニーニたちのコラボですよね。その空間に居ると,気持ちはどうなるんでしょうか。システィーナ礼拝堂,列柱回廊,ドームの下,みんな凄いでしょうね。想像しただけで興奮します。ローマは,芸術空間なんですね。(自分でも上手い表現だと思ってしまった。笑い~)

  • #6

    nanamonda (日曜日, 26 8月 2012 01:54)

    ☆ひろぬまさま
    コメント有難うございます。ベルニーニ作品は本当に素晴らしいものばかりで、時のローマ法王が『ベルニーニはローマの為に生まれ、ローマはベルニーニの為にある』と言った理由が間近で見る事により凄く伝わってきて、どの場所・作品でも見とれてしまいました。
    ひろぬまさまの仰るエピソード、知らなかったのですが、確かにあの空間は凄く落ち着くのでベルニーニ自身癒されていたのかも知れませんね。
    本当に仰る通り、どの場所でも巨匠の作品に圧倒され、感動致しました。
    ローマは建国神話にまつわるものから近代迄が市内至る所にある訳ですから、時間(時代)の幅が他の場所よりもとても広いような気がします。
    その時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚でした。

nana's blog

ピッコリーノ展
>> 続きを読む

ふでばこ36號発売
>> 続きを読む

彩旬会
>> 続きを読む

Affordable art fair Singapore 2017
>> 続きを読む

福嶋由記さんのCDジャケットを担当致しました
>> 続きを読む